突然ですが、あなたはお金持ちになりたいですか?
成功者と呼ばれる人になりたいですか?

じゃあそのためにはどうしたらいいと思いますか?
こんにちは、しゅんまるです。いきなり変な質問をしました。
成功するには?
・成功者の本を読む
・お金の貯め方の本を読む
・セミナーを受講して勉強する
そもそもお金の元手がいくらあるかによって選択肢はいろいろあると思います。
しかし、いずれも「成功者の事例」を扱った勉強方法が世の中に多く存在しているのです。
成功者の事例に関する書籍やセミナーが世の中にあふれているのに、成功者が少ないのはなんでだろうか?
それは成功からは人が学ぶべきことなどないからだ。
と、こう話しているのが本記事が参考にした本
「大きな嘘の木の下で~僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ」というタイトルの本です。
Contents
【レビュー】「大きな嘘の木の下で」から得られること
この本から得られるもの
結論、それは俗に言う世の中の常識的な成功論とは違った著者の体験、そこからくる著者の学びです。
例えば、
「成功するパターンは決まっていないが、失敗するパターンは決まっている」というフレーズ。
成功するパターンは人やモノ、サービス、環境、その時々によってパターンなど存在しない。
でも失敗のパターンは決まっている。つまり「失敗をしなければ成功する」のだと。
この本では、独自の目線で捉えた著者自身の体験からくる成功論を学ぶことができます。
著者のプロフィール





では、ここで著者のプロフィールを紹介したいと思います。









「大きな嘘の木の下で」著者:田中修二氏
OWNDAYS株式会社代表取締役社長
20代から起業家として、企業再生案件を中心に事業を拡大する。
2020年3月現在、12か国340店舗を展開し、独自の経営手法により、事業拡大と成長を続けている
当時、破綻寸前だった「オンデーズ」という会社を事業再生により譲り受ける。
見事に「不死鳥」のごとくよみがえらせた田中さんの奮闘記が「破天荒フェニックス」という本に載っています。
もし田中さんに興味が出てきた方はこちらもどうぞ!
近年、有名な経営者や、成功者との対談なども話題になっていますね!
「大きな嘘の木の下で」 概要
この本は6つの章にわかれていて、各章ごとに著者自身の経験をもとに書かれています
成功にまつわる6つのウソ
- 幸福論のウソ
- お金論のウソ
- 仕事論のウソ
- 成功論のウソ
- 人生論のウソ
- 経営論のウソ
「子どもの時に大人が教えてくれた常識」を、大人になって「これって嘘だよね?」といった感じで、疑問を呈していく形で進んでいきます。
要点を3点ポイントで解説&感想
ここでは「大きな嘘の木の下で」の目次を参考にして次の3点から感想と紹介をしていこうと思います。
- 本を読む前の自分が共感したところ
- 本を読んで○○に気づいた
- 今後の行動
要点1. 本を読む前の自分が共感したところ
CHAPTER 2「お金論のウソ」よりー
お金を貯めて貧乏になる人、お金を使ってお金持ちになる人
この目次では、「節約思考かお金を増やす思考」かでお金持ちになれるか、なれないか、ということを書いてあります。
お金がない時に、節約しなきゃ!と思う人はそれ以上はお金が増えない。
しかし、お金持ちになる人の考え方は、お金がないなら増やせばいいだけ!と考えるというもの。









でもビル・ゲイツや元ZOZOの前澤さんなどの「超お金持ち」も言っているとおり
「お金は使えば増える」
という考え方は確かにお金持ちが持っているマインドなのかもしれません。
CHAPTER 2「お金論のウソ」よりー
いい借金と悪い借金
この目次では「借金すること=悪」ではなく、「いい借金をする」しようと書いてあります。
「いい借金」とは「負債と収入」がセットになっていて、「悪い借金」とは「その場しのぎの借金」なんだとおっしゃっています。









CHAPTER 3「仕事論」よりー
労働をしている店員と、仕事をしている社員
労働と遊びの境界線は存在していなくて、やることに対してやりがいや面白さを見いだせればそれが遊びにも仕事にもなるということです。
労働=ただやらされている作業。
遊び=自分の好きな事。
「TVゲームだから遊びでしょ?」とか「工場で作業しているだけだから労働!」という定義は無い。
その人自身が「楽しんでいるか?面白いかどうか?」で仕事に変わるということですね。









要点2. 本を読んで◯◯に気づいた
CHAPTER 4 成功論のウソよりー
学ぶべきは「失敗するパターン」
成功した事例を追っかけていても成功することは難しく、むしろ失敗しないことが成功するために必要なことであるとおっしゃっています。
成功する方法を考えると無限にパターンはありますが、失敗しないようにするには、と考えると結構決まっていますよね。
・消費、浪費は抑える
・リターンのない投資はしない
・人脈を作るためにお金を使う
みたいな、よく言われる「これやっちゃうとダメだよね」ってことは失敗するパターンなのでやらなければいいだけってことです。
要点3. 今後の行動
CHAPTER 4 成功論のウソよりー
チャレンジできるようになりたければ毎日違うドリンクを飲め
毎日同じことを繰り返すことが癖になって動けない人にチャレンジなんてできるわけがない。
まずは「毎日違うドリンクを買って、飲め」とおっしゃっています。





成功するためには、うまくいっていない現状を打破するために今とは違うチャレンジをしていかないと成功できない。
でも「今とは違うこと」をするのは難しいんです。
だから、少しづつ変えていけるように「毎日違うこと」をする習慣をつけるために、簡単なことからやるということですね。














CHAPTER 6 経営論のウソよりー
社員の不満を解消しようとするのは無駄
人間にとって不満はつきもの。不満ではなく「納得」してもらえるようにしようとおっしゃっています。
人間はみんな理由が知りたいだけであって、不満を解消してほしいわけじゃないみたいです。





なので、できるだけ納得してもらえるような方向で考えるということですね!









【書評】「大きな嘘の木の下で」まとめ
さて、今回は
「超重要!お金持ちになるマインド】人は失敗からしか学べることはない!」
というテーマを「大きな嘘の木の下で」という本を参考に書きました。
簡単に結論をまとめてみるとこうなります。
成功とは「失敗から学ぶ」ことから始まる。
なぜなら成功からは学ぶことがないからだ。
この記事で少し紹介しましたが、もっと詳細を知りたい方は「大きな嘘の木の下で」を購入して読んでみてください。
きっと今の自分が成功していない理由がわかり、当てはまることがあると思います。
そして、これからは失敗をした経験が宝物と思えるようになるでしょう!
では、今回はこの辺で終わりたいと思います。
ありがとうございました!









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