こんにちは、しゅんまるです
今回は「労働」について考えたいと思います。
突然ですが、みなさんお仕事おつかれさまです。労働をしてきたんですね?
なんかこの使い方、違和感ありませんか?
「仕事をしてきたんですね?」の方がしっくりきますよね。
「労働とは?」
意味お分かりでしょうか?
ポイント
労働とは、生活や消費のために仕方なくおこなわれる生産活動である。
仕事は消費以外の価値を生み出すものをつくる活動のこと
以前は奴隷が行っていた作業を労働と言っていたそうです。
しかし、現代においてこの「労働」という言葉を使って本を出した有名な人がいました。
それが今回、参考にさせていただいた本の著者「中田敦彦さん」です。
もはや説明するまでもないくらい有名な方です。
芸人に始まり、音楽活動、アパレル業界、オンラインサロン、Youtube…と
その仕事の広がりはとどまることを知らないといったところでしょう。
そんな仕事を楽しんでしている、仕事が生きがい!みたいな中田さんがなぜ、
この本「労働2.0」というタイトルをつけたのか?
本書をしゅんまる的に抜粋して読み解いていきましょう!
Contents
良い怒られ方をしよう
「余計なことをするな、勝手なことをするな!」
そういう怒られ方をしようということです。
出世できる人というのは先を見据えて行動している人です。
そのうえで先を見据えた人がした行為に対して、上司はその行為がいらない行為だと感じたら当然怒ります。
「勝手なことをするな」と。
自分の判断で許可を取らずにやってしまう荒技。
これは、あくまでクビにならない程度であることが大事。
バレて怒られても、ひたすら頭を下げておけば何とかなります。良い結果を生むなら、トライした方がいい。
結果がたとえよくなくてもよかれと思ってやったことならOKだということです。
結果を出したいと思っているなら、ひたすら自分がやっておこうと思ったことを許可なくやり続けること、そして怒られることですね。
ちなみに中田さんはしょっちゅう怒られているらしいです。
「損する職人」になっていないか?
「いいものを作っていればいい」という思い込みです。
味にばかり目がいってしまって、儲ける手立てを知らないし、知ろうともしない。
儲けようとすると芸が鈍るんじゃないか?!はウソ。
やりがいとお金。この2つは2頂対立ではない。
とてもおいしいパン屋さんが、なぜか売れない…
売れないことに悩んでいるのであれば儲け方を間違っているということなんだと
「おいしいパンを作っていればきっとみんなが買ってくれるはずだ!!」
と言って
レイアウトが見にくい
店内は汚い
サービスが悪い
のように他に手を抜いているようでは売れないってことです
「寝る間も惜しんで働くことはエライ」はもう古い
「長時間労働信仰」という日本人に刷り込まれた価値観。中田さんも同様だったらしい。
ある期間に育児への参加をしようとしたそうですが、そこは長時間労働信仰者であった中田さん。
かなり勇気がいったそうです。
そこで、まずは週休1日を申請したらしいんですが、杞憂に終わったそうです。
まったく仕事は減る由もなかったそうです。
そこで、コスパの良い仕事(時給換算して時給のいい仕事)のみ引き受けるようにして、
残りは在宅仕事の仕事を増やした。
これが仕事量を減らして、時給を増やすというやり方。
このやり方で成功に導いたそうです。
自分が思っている以上に仕事なんてどうにかなるもんなんですね。
「本当に良い働き方」とはなにか?
「やりがいがあって、かつ稼げる」ことである。
たんに、働き方改革といってなんでも時短をすればいいわけじゃない。では結局何を求めて働いているのか?
それは自分がしたいこと、自分が幸せだと感じることを見つめなおして思い起こしてみること。
そのためには「ムリはやめようぜ」とおっしゃっています。
古い思い込みは捨てて、アウトソーシングできるところは任せる。
これは仕事だけでなく、自分の時間を作り出すためにも使える考え方だといいます。
家事は週に1回家政婦さんを雇う
週に1回は外食にする
掃除をロボット掃除機に変える
「~しなくてはならない」を一つ一つ解除していくことで、自分の好きなことに使える時間を増やしていくのです
仕事はやがて「飽きる」
経営者のように多数のジャンルを経営しているように、会社員にも同じことが言える。一生その会社に忠誠を誓う必要はありません。
「ここでできることはやりつくした」と感じたなら転職という道は至極当然の考え方といえる。
自分がここから去ると、あとに残された人が困るという人もいるでしょうが、それも考えすぎです。あなたがいなくなっても現場はなんとかなるものです。
転職と言わないまでも部署の異動をしたいと思っている方はすればいい。
自分がいないと…という思い込みはやめましょう。
かつて僕の職場にも「スーパー仕事ができる人」が一人いました。
この人がいなくなったらウチの職場はどうなっちゃうんだろう…と思っていましたが、
結局は、居なくなったら居ないなりになんとかするものです。
その人がやったみたいにはできませんが、なんとかなるのです。
ちなみにその「スーパー仕事できる人」も言っていました。
「そこの穴が抜けたら、誰かがなんとかするもんだよ、お前がなんとかしてみろよ。」
と…。
かっこいいっすwww
人との違いはすべて才能である
自信なんて、結果がでないうちは持てなくて当然ですから。大事なのは「やりたい人」に仕事を任せられる機会がめぐってきたら、たとえ自信が無くても、胸を張って「任せてください」ということなのです。
「私なんかは」という言葉はそこから逃げる卑怯な言葉なのです。
才能を見抜く時のコツは「精緻に見る事」です。「サッカーの才能がある」ではあまりに大まかすぎます。いろんな角度から才能を見ることが大事。
どんな人にも才能はあります。「差異」は「才能」、「強み」とも言い換えられる。
そこそこの個性が組みあわさると「逸材」に化ける。
これは僕のブログでも何回も登場しているマインドですね!
100人に1人の才能×100人に1人の才能
まとめ
中田さんはここまでで見ても、
行動することの大事さ
儲けることの大事さ
自分の時間を作ることの大事さ
差異を身につけて、掛け算することの大事さ
どれもここ最近で大事だと言われているマインドを実行しつづけていますよね!
次回は後半となりますが、中田さんの「労働」に対する答えが載っているのか?
お楽しみにしていてください。
後半へ
では、またお会いしましょう!
しゅんまるでした!